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A small horse(vase)

A small horse(vase)

Regular price ¥6,050
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北欧ヴィンテージのような花器


北欧デザインを原点に、独特のノスタルジックな世界観を生み出す「かしわ窯」。
そんな「かしわ窯」による、手の平サイズの馬の花器です。小さな花びらいっぱいのお花でも大ぶりのお花でも、短く切って生ければ、華やかな表情に。
そのまま飾れば、そっとお部屋を温かくしてくれます。

出窓やリビングの棚など、ご自宅で過ごすおともにどうぞ。
「かしわ窯」オリジナル箱付きで、贈り物にも最適です。

 

[商品について]

商品名:A horse / K7
素材:陶器
サイズ:高さ8.0cm×縦3.6cm×8.0cm  

製造元:かしわ窯

[返品・交換についての注意事項]

こちらの商品は、お客様都合での返品、交換につきましては往復配送料のご負担でお願いしております。未使用品であっても、恐れ入りますが、大きさ、デザインもしくは色のイメージ違いによる返品・交換はお客様都合になります。ご利用のブラウザ、モニターの性能、設定により商品の色等につきましては、 現物と違いが出る場合がございます。1点ずつ仕上がりが違うことが大きな特徴となっている商品のため、あらかじめご了承くださいませ。

 

[ツクリテ紹介]

原点は北欧デザイン。長く、愛されるものを手がける窯元「かしわ窯」

「かしわ窯」は、1965年に愛知県瀬戸市の洞地区に誕生しました。かつて、多くの職人たちが行き交っていた「窯垣の小径」の通り沿いに、静かに佇んでいます。

自然と調和した工房では、北欧デザインを原点とする、長く愛されるものづくりをされています。独特のノスタルジックな世界観を生み出すひみつをお届けします。

 

「かしわ窯」のはじまり

「かしわ窯」のはじまり。それは、愛知県岡崎市出身の初代・岩附壽之(いわつき・ひさゆき)さんが、陶芸作家をめざして、瀬戸へ移り住んだことから。

当時、瀬戸では海外向けの人形をつくる“セトノベルティ”がとても盛んで、壽之さんはメーカーに就職します。そこで、人形の原型をつくる“原型師”の基礎を学び、26歳のときに独立します。

その当時は、北欧デザインの黄金期であり、とりわけフィンランドのデザイナーであるカイ・フランクに大きく影響を受けたといいます。

ずっと作り続けられる、永続性のあるデザイン。
高級品ではなく、手が届くもの。

それらを実現しようと、原型から自身でつくり、型をつくり、型に泥漿(でいしょう)を流し込んでつくる「鋳込み」と呼ばれる技法で、小ロット生産、半量産でのものづくりをはじめます。

その後、名古屋の商社の目に留まり、アメリカ西海岸、北ヨーロッパを中心に輸出が急増し、有名企業とのOEMなども行うようになっていきました。


「釉薬が絵を描いてくれる」

「かしわ窯」では、瀬戸で採れる赤土を使っています。柔らかく、完成までゆっくりと歪んでいくように、壽之さんが独自に仕上げました。さらに、釉薬も独自で開発し、開発に約2年の歳月をかけて、焼きムラと焦げによってレリーフの柄が引き立つように作られています。

ある程度、量産する場合は、均一であることを求められることが多いですが、あえてムラが出るようにしています。同じ窯に入れても炎のあたり方によって、焼きムラ、色ムラ、 歪みが生まれ、それが一点もののような特別感を感じさせてくれます。

「土と釉薬の配合はかしわ窯の柱です。釉薬が窯の中で絵を描いてくれるんです」

と、現在、二代目を継ぐ岩附寿人(ひさと)さん。

このふしぎな釉薬に魅了され、私たちも商品が届くたび、箱を開けるたびにわくわくさせていただいています。それはお客さまも同様で、店頭で購入いただくときは、じーっと見比べながら、選んでいかれる方ばかりです。

 

暮らしのそばに、ずっとあるもの

二代目の寿人さんは、こうした初代が生み出した作品を作り続けながら、アンティークのような風合いの新作も発表されています。

街並みになじむ建築のように、居住空間に溶け込むものを。
経年変化を楽しみ、愛着を持ち続けられるものを。

そうした想いを共感する方に、本当におすすめの窯元です。